ボランティアと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、
被災地でのボランティア活動かもしれません。
しかし、意外と身近に
ボランティアを必要としている場所があります。
それは、町内会の清掃作業や、
小学校や中学校のグラウンド整備などです。
人口が多い地域では、大抵の作業を業者に依頼するのかもしれませんが、
その業者の方も手一杯となると、
少しでも動ける年齢層に声がかかるのは
当然なのかもしれません。
でも、所詮はボランティアです。
時間があっても、体力があっても、
参加しない方のほうが多いそうです。
「(誰かが)困っているから助けましょう」
と言うのは美談ですが、いざ実践するとなったら
それはとても大変なことなのです。
とはいえ、ボランティアの活動の末、
誰かの日常の苦労が少しでも軽くなったら
それは素晴らしいことだと思いませんか?
また、ボランティアという言葉を聞いて連想されるのが、
スーパーボランティアの尾畠春夫さんです。
彼の言葉の一つに、
「ボランティアは『してあげる』でなく、
『させてもらう』という気持ちでないとダメ」
というものがあります。
とても、尾畠さんらしい言葉ですよね。
まだまだ元気な84歳から、
私たちはたくさん学ぶことがあると思います。