今年もよろしくお願いお願いいたします。
日本には、古くから続けられている季節の行事というものがあります。
新年のお祝いは、ほとんどの国で行われているようですが、
日本ならではの風習とはどういうものなのか、
改めて見直してみようと思います。
年末年始という言葉が使われている通り、
日本では年末から年始にかけての期間を”続きもの”として
大切にしている気がします。
大掃除をして、家の中をきれいにし、
年神様を迎えるという考えが根底にあるからかもしれません。
そのため、大掃除は12月13日から28日までの間に終わらせ、
正月飾りの準備も、28日までに済ませます。
30日は旧暦の大みそか、31日は大みそかとなり、
この日に飾ると「一夜飾り」とみなされるため、
神様に失礼だとされています。
また、現在ではほとんど実践されていないようですが、
1月1日に避けるべき行為というものがあります。
それは、
掃除をしてはいけない、刃物をつかってはいけない、
火を使う料理をしてはいけない、四足歩行の動物の肉を食べてはいけない、
喧嘩をしてはいけない、お金を使ってはいけない
というものです。
そのため、タブーを侵さずに食べられるおせち料理ができたというわけですね。